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2013/04/26

「若い人は僕のことがわかってくれない。」という嘆き

初めに前置き

あんまり隣りでうるさくて私がストレスに感じた話。つまりこの記事は私のガス抜き。





あるところに67歳、62歳の人と一緒にコンサルにいった。


この67歳の御仁、現役当時は先進的だったらしく、


「俺は前の会社で最初に会議室に電子白板を導入した。

当時上司は誰も理解してくれなかったけどね。


ご自慢。「電子白板」というのはいわゆるスキャナがついてるホワイトボードのこと。


ところが、コンサル先は部長クラスでも40歳そこそこの若い会社で、


会議室に電子白板がない!



御仁は「この会社はなってない!今時電子白板もなくて非効率だ!」とオカンムリ。



御仁曰く「会議が終わった後、紙に出力してサインできないじゃないか!」

・・・このコンサルでは、もともとそんなことやってません



御仁曰く「紙でみんなで共有できるじゃないか!」

・・・この会社ではネットワークドライブで共有してます。



御仁曰く「電子白板にはUSBメモリがさせるんだから、いいじゃないか!」

・・・スキャンするよりカメラの方が早いし、そもそもセキュリティでUSBメモリは使えません



私も経験があります。「電子白板」はありました。PC経由でネットワークドライブに直接ダウンロードできるようにもしてました。当然USBメモリも使えましたし、紙にも出力できました。



しかし。



まず、紙はなくなりました。1枚プリントアウトしても、全員分コピーしないと全員に渡らない。「コピーは減らせ」の時代。結局電子ファイル化するのに紙をスキャンするという無駄。何より、プリンタはIJですぐジャムるし、インクはなくなるし、保守が大変でした。


次にPC経由がなくなりました。PCを立ち上げないといけない。ソフトを起動しても、デバイス認識に時間がかかる。会議のとき、最初からPCを立ち上げて、ネットで調べものをしたりしながらスキャン、みたいな習慣があればよかったかもしれないけど、会議によっては別にPCを立ち上げる必要なんてない。そしたら「起動が面倒」なだけが目立つ。当然です。


最後にUSBがなくなりました。本当はUSBがベストだったかもしれません。しかし、残念ながら、機密漏えいなどの問題で会社でUSB自体が使えなくなりました


そして、とうとうカメラで撮影するようになりました。もはや電子白板ではなくなり、消さなくてもロールスクリーンが移動するので「4面くらい使える白板」に成り下がりました。



今の若い世代は馬鹿ではありません。



みんな、与えられた環境の中で最適解を探してます。この時代には「電子白板」は無用の長物なんですよね。





会社の利益のために働くコンサルが、「自分の便利」のために「電子白板を買わせる」ことが正しいとは到底思えないわけで、苦笑するコンサル先の社員のために私が「まぁまぁ」となだめるわけですが、彼の言い分は「そんな会社は非効率」。


誰のためなのか、わからなくなったら、


それは老害


です。私も気を付けないと。

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